時間外労働を本気で3割減らしたい方に(お金をかけずにできる工夫)
【8月14日お詫び・訂正】
タイトルを修正しました。「労働時間を3割減」でなく「時間外労働を3割減」ですね。総労働時間を3割減らすのは、ちょっとハードルが高すぎます。
働き方改革で時間外労働の罰則つき上限規制が始まっています。
時間外労働を本気で3割減らしたい方に、参考情報をお届けします。
但し次の方はこ遠慮ください。こんな姿勢が労働時間削減の妨げになっているのです。
①適当にサービス残業でしのげばよい。
②管理監督者は残業代ゼロだ。仕事を押し付けておけばよい。
労働力人口減少の中、我国は「長時間労働」などという贅沢・わがままが許される国ではなくなっているのです。ご自分の会社の無駄残業が社会に害をもたらしているのです。
【参考情報1】
内閣府仕事と生活の調和推進室作成
「ワーク・ライフ・バランスの実現に向けた『3つの心構え」と『10 の実践』』
「10の実践」から2つだけご紹介します。
①「 会議のムダ取り」
ポイント:会議の目的やゴールを明確にする。参加メンバーや開催時間を見直す。必ず結論を出す。
実例:会議時間は、会議内容に合った時間(「15 分・30 分・60 分、最長90 分まで」)をあらかじめ代表が決め、十分整理してから会議に臨むようになった
② 業務分担の適正化
ポイント:業務の流れを分析した上で、業務分担の適正化を図る。
実例: 今までは作業の遅れを残業でカバー。業務分析によりその作業が遅れても次の工程・納期に影響しない場合は作業を1 週間遅らせたり、最終納期を守るために人員体制を早目に組み直すなどと柔軟な対応ができるようになった。
【参考情報2】
厚生労働省
事例がいっぱい載っています。中小企業も頑張っています。
① 業務に必要な知識を電子掲示板で情報共有。情報の偏りをなくし所定外労働削減<情報通信業/7人>
② 一部の運転手に時間外労働が多く発生。時差出勤、ジョブローテーション等で仕事平準化。全従業員を対象に「ノー残業デー」を段階的に設定、会社全体での時間外労働を約4割削減。<運輸業/55人>
【参考情報3】
①この七つの指摘を皆さんで声に出して読んでみてください。
朝礼などでご一緒に読むことをお勧めします。それだけでも意識が変わります。
②七つの指摘の一つについてでも「思い当たることはないか。どうすればよいか。」皆さんで10分間だけ意見交換してみてください。それだけでも行動のヒントが生まれます。
ヒントは他にもいくらでもあります。その2、その3として随時アップしていきますのでお楽しみに。
銅鑼猫