クリスマスイブ礼拝の恵み
12月24日東京カベナント教会のクリスマスイブ礼拝。
虎猫はコワイヤ( 聖歌隊)の一員として賛美を奉げました。
さらに聖書の朗読を仰せつかりました。
幾度か録音などもしながらリハーサルを繰り返しました。
いよいよ本番。
司会者の祈祷の後の朗読。
マタイの福音書1章18節から23節、そして、イザヤ書9章6節。
ヨセフに主の使いが現れて、マリアを妻として迎えるよう、マリアの生む男の子が救い主となることを告げます。私たちのために生まれるひとりのみどり子が、不思議な助言者、力ある神、永遠の父、平和の君と呼ばれるようになります。
キャンドルサービスの中での朗読。
マタイの福音書2章1節から11節。
東方の3博士がイエスを礼拝する「公現」(顕現)です。
とりわけこの二つ目の朗読の中で、不思議な思いにとらわれました。
東方の博士たちは、期待を込めて「ユダヤ人の王としてお生まれになった方はどこにいらっしゃいますか。」とヘロデ王に尋ねます。
動揺したヘロデ王は、祭司長、律法学者らに問いただし、ベツレヘムに生まれることを知ります。
よこしまな企みを持ちながら、ヘロデ王は博士たちに「行って幼子について調べてきて欲しい。私も拝みに行くから」と言います。
その博士たちの先を、星が導き、遂に幼子のいるところの上に輝きます。
博士たちは、この上もなく喜び、マリアとともにいる幼子を礼拝して、黄金、乳香、没薬を贈り物として捧げます。
その博士たち、ヘロデ王の心の動きが、生き生きとして目の前に浮かび上がってくるのです。自分がその場で博士になり、ヘロデ王になったような思いでした。
聖霊の働きでしょうか。会衆にあの時のことをはっきりわかるように伝えるために、この者に不思議な力を頂いたのでしょうか。
また、もう一つ感じたのが日本語の響きの美しさです。
私は多言語活動をしています。英語、スペイン語、ロシア語、韓国語、中国語に私なりに接してきました。その多言語の響きを知るからこそ、日本語の美しさを改めて発見したように思います。
これも私にとってのもう一つのクリスマスプレゼントでした。
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虎猫