toranekodoranekoのブログ

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「マスク」と「うがい」はインフルエンザ対策に有効

 「マスク」や「うがい」がインフルエンザ対策として効果がないという、専門家のコメントをしばしば目にします。間違いではないでしょうか。


 マスクについては、「ウイルスはごく小さいものであり、マスクを透過するので役立たない。」と言われます。しかし、インフルエンザの主な感染経路は、患者の咳やくしゃみなどのしぶきに含まれるウイルスを吸い込むことによる「飛まつ感染」です。唾液・鼻水などに含まれたウイルスの拡散は、マスクによりブロックできるのです。さらに、ウイルスは湿気に弱いのです。マスクによる保湿効果がインフルエンザ対策に有効です。また、細菌・ホコリなど呼吸器を痛める物質の侵入も防ぐのです。
 うがいについても同様です。「ウイルスは体内の細胞に侵入して分裂することで増えるが、20~30分程度で侵入してしまう・・口内のウイルス除去にはかなりの頻度でうがいをしなければならず、予防効果はあまり期待できません。」等と議論されます。(「インフル対策、うがいより大事なことがある?」トレンド・ウォッチ from日経トレンディ1月13日おおたけ消化器内科クリニックの総合内科専門医、大竹真一郎氏)
 しかし、うがいによる呼吸器の保湿効果だけでもウイルス対策になります。
うがいの効果は、水により細菌・ホコリ・ウイルスなどを洗い流し、吐き出すことにより体外に追い出すことです。またうがいにより、口くう内や喉に適度な刺激が加わるので、粘液分泌や血行が促進されます。うがいは細菌などを体内に入れないだけではなく、より防御力を高める役目を果たしています。通常の風邪については、うがいをする・しないの比較対照実験でうがいの効果も実証されています。
【参考】川村耳鼻咽喉科クリニック 院長 【医師監修】「うがいに効き目はある? うがいの効果と正しいやり方」川村繁樹「ドクターズ・ファイル取材記事」


 「マスクやうがいが有効でない」というのは、専門家らしい狭い範囲の議論ではないでしょうか。「ウイルス」との関係の直接的効果だけに限定して議論されているのです。
実際の生活の場で、人間の体全体との関係で検討する、という視点が欠けているのです。
 なによりも、私たち一般の生活者としては、体が気持ちよく感ずる方法なら継続していくべきです。
インフルエンザがまさに流行している現在、一般に浸透している生活習慣を頭ごなしに無駄と論ずるのはいかがなものでしょうか。
 専門家がしばしば落ちいる過ちは、一般の習慣・生活実感に反する結論が出ると、自らの独創性が示されていると思ってしまうことではないでしょうか。なかんずく我国で普及していて欧米で普及していない習慣を見つけると、我国の習慣を無駄・無意味と論難して、自分の先進性を吹聴する(一種の西洋かぶれ?)というのは言いすぎでしょうか?
思うに、マスク、うがいの普及は、我国の市民の間で衛生観念が発達している表れであり、世界に冠たるものなのです。(1月13日午後9時半少し手直ししました。)


銅鑼猫

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