事業再構築補助金公募要領（第９回）.0版
令和5年1月事業再構築補助金事務局

事業再構築補助金はポストコロナ・ウィズコロナ時代の経済社会の変化に対応するため思い切った事業再構築に意欲を有する中小企業等の挑戦を支援するものです。
1月13日金曜日に第８回の受付が締め切られましたが、16日より第9回の公募が開始されました。今年度最後の公募です。
来年度（（第10回以降）からは、この補助金の内容が大きく変わります。
特に事前着手申請を検討される方は、是非今回第9回のうちに申請されることをお勧めします。
この点に的を絞って、ご説明します。

１．事業を実施済みの方、実施を検討されている方も補助対象になりうる。（事前着手承認制度）「事業再構築補助金の概要」より

第9回公募期間1月16日から3月24日(金)18:00まで（公募要領第9回）では、
既に支出済みの経費でも補助金対象として認められる特例が設けられます
（2021年12月20日以降の経費支出が補助金対象）

（事前着手申請は交付決定日まで可能です。公募要領第9回30頁）

２．事前着手承認制度は、来年度（第10回）以降は大きく変わります。
そもそも、昨年（2022年）12月2日以降の支出しか対象になりません。すなわち、1か月ばかり前からの経費だけが対象になり、それ以前の分は対象外です。
しかも、対象となる事業類型が限定されます。
「事業再構築補助金令和４年度第二次補正予算の概要」
　「事前着手制度の対象期間及び対象類型の見直し」（15頁）
　　・対象期間：2022年12月2日以降
　　・対象となる事業類型：
　　　最低賃金枠、物価高騰対策・回復再生応援枠、サプライチェーン強靱化枠に限定
　　　（従来の「通常枠」は今後「成長枠」類型になるが、事前着手申請の対象外です。）

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銅鑼猫（社会保険労務士玉上）