toranekodoranekoのブログ

クリスチャンブロガーが綴るブログです。
明るい高齢化社会、病から得た様々な宝、世の中の動きへの警鐘(銅鑼)を鳴らすこともあります。
ときどき大阪弁も出てくる聖書物語もお楽しみに。
主催者のほか様々な協力者も登場します。

歌は聴くものではない。

2011年10月青山学院大学聖歌隊の定期演奏会に初めて行った時のブログです。
東京カベナント教会ブログ「重荷をおろして」に投稿していたものです。クリスマスを控え、改めて投稿いたしました。


  青山学院大学聖歌隊定期演奏会
  2011年10月1日(土)午後6時
  青山学院大学ガウチャー記念礼拝堂


 学校や病院など教会以外の施設で宗教活動に奉仕される方をチャプレンといいます。
演奏会は、このチャプレンの先生のあいさつで始まりました。
「歌は聴くものではありません。」
冒頭から不思議な言葉で始まりました。
「歌は歌うもの、もしくは人に歌ってもらうものです。
聖歌隊の隊員たちが歌います。歌う力を持たない方々のために、悲しみに打ちひしがれて歌うことができない人々のために・・」
虎猫は昨年還暦を迎えました。


 この若者たちは大学生です。私の3分の1くらいの人生しか生きていない人々です。
ガウンに身を包み、楽譜を胸に抱いて登場した若者たちの歌声には、心が宿っていました。魂がありました。
古今の宗教音楽を日本語で数曲、16世紀のシュッツから現代の作曲家の歌まで。
オルガンによるバッハの独奏。
アイルランド/スコットランドの伝統讃美歌には、ハープ伴奏の懐かしい響きが忘れられません。
そして、後半はジョン・ラッターの《レクイエム》より。
ラッターは、ウイリアム王子のロイヤルウェディングのアンセム(英国国教会の礼拝用音楽)も作曲した人で現代イギリスの教会音楽を代表する人です。
冒頭のチェロの現代的な響きに思わずひいてしまいましたが、曲が進むうちに一心に聴き入っていました。「主はわが牧者なり」は何度でも聞き直したい曲です。最後は「永遠の光」。
アンコールの後、オルガンの後奏が続く中を聖歌隊が退場していきます。
さらに後奏は続き、ようやく演奏会終了のアナウンス。聴衆は名残惜しそうに出口に向かいます。
 
 その出口では、さっきまでステージにいた聖歌隊の学生たちが「ありがとうございました!」と声を上げて聴衆を送ってくれるのです。
私たちも、一人一人の学生たちに感謝の声をかけ頭を下げて、帰途につきました。


 名簿を見ると、25人のうち14名が一年生。昨年は10名ちょっとまで人数が減っていたと聞いていました。人数は回復したとしても、半年でここまで賛美の心と技をどのようにして身に着けたのでしょうか。人のために歌うと誓った若者たちに、神は恵みを垂れたのでしょう。
 中年ブロガー虎猫は「自分のためでなく、書く力を持たない人、打ちひしがれて書くことのできない人に代わって書き続けるように」とあの若者たちに励まされているのです。


(参考)
青山学院大学聖歌隊公式サイト


クリスマス奉唱会
〜9つの朗読とキャロルの祭典〜
日時:12月23日(祝・土) 開場13:30/開演14:00
場所:ガウチャー記念礼拝堂
入場無料


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