新型コロナウイルスの感染拡大を受け、国会でも密閉・密集・密接の「3密」回避が課題となっている。一部には、オンラインを活用した「遠隔投票」による採決実現を求める意見が出ているが、機運は高まっていない。憲法が議員の国会への「出席」を前提としていることが背景にある。 自民党若手議員は9日、衆院議院運営委員会の高木毅委員長(自民)と面会し、「ネット中継視聴やウェブ会議への参加も出席と見なす」ことなどを求める国会改革を提言。オンラインによる採決実現も掲げた。高木氏は「皆さんの思いはもっとも。できるだけの対…