toranekodoranekoのブログ

虎猫・銅鑼猫など様々なブロガーが参加しているサイトです。クリスチャン、社会保険労務士、多言語活動家、女性キャリア官僚、科学ライター、うるさいばあさんまで、多士済々。お楽しみください。

クリスチャンブロガーが綴るブログです。
明るい高齢化社会、病から得た様々な宝、世の中の動きへの警鐘(銅鑼)を鳴らすこともあります。
ときどき大阪弁も出てくる聖書物語もお楽しみに。
主催者のほか様々な協力者も登場します。

近況報告3件(①補助金②不正不祥事対応③統一教会問題)

(東京カベナント教会)


近況のご報告です。どうかこの者が自分なりに適切に判断し行動ができるよう、ひき続きお祈りください。


①補助金などへの取り組み
国や地方自治体が中小企業等の思い切った事業再構築等のため様々な補助金などの支援制度を拡充しています。
「ポストコロナ・ウィズコロナの時代の経済社会の変化に対応し日本経済の構造転換を促す」といった目的です。
幸いにこの者にも多くの方からご相談をいただき、中小企業者等の熱い想いを聴き取って、補助金申請のお手伝いをしています。この者が、これからも力を尽くして的確なお手伝いができるようお祈りください。


②不正不祥事などへの対応
この国の勤勉で優秀な人々の真摯な努力にもかかわらず、経営者あるいは政治の指導者の判断ミス等に起因して様々な不正・不祥事が続発しています。
長年の品質偽装が明るみになった企業もありました。通信インフラを担う企業が通信障害を起こし、その対応の不適切さから被害を拡大しました。原発事故は、コスト削減を至上命題と考えた経営者の判断ミスが大きな原因でした。
不正不祥事への対応については、私なりに教材発行、セミナー実施、記事の執筆を継続してきました。
三井住友信託銀行でコンプライアンス長く取り組んできた経験を生かそうとしてきたものです。
今一度、不正不祥事対応に役立つ自分のノウハウを世に問いたいと考えております。


③統一教会問題
この団体が名前を変えてここまで政治家などに食い込んできていることが明らかになってきています。
宗教団体を名乗って、人々の恐怖と不安を煽り立て経済的利益を追求しています。
私は前職で反社会的勢力への対応にも注力して参りました。この団体への対応についても、反社会的勢力への対応のノウハウが生かせるはずです。そのようなことも今後考えていきたいと考えております。


④皆様方とそのご家族の健康が守られますように。家族が共に支え合うことができるように。たとえ病にあっても主に信頼し、平安が得られますように。


(参考ブログ)





虎猫

広島とグラウンド・ゼロ(今年も再掲しました。)


青山学院大学聖歌隊 〈あなたの平和の器にしてください Make me a channel of your peace〉[CHANNEL OF PEACE]


私がはじめて広島平和記念公園を訪れたのは、いまから40年ほども前でしょうか。
そこには、こんな碑がありました。
「安らかに眠ってください。
過ちは繰り返しませぬから」


かつて、この碑文をめぐって「主語がない。誰が過ちを犯したのか、誰が誤っているのかをはっきりさせるべきだ。」という議論があったのを思い出しました。


はじめてこの碑の前に立ったときに、なぜ主語がないのか、はっきりとわかりました。
この碑の前に立つ一人一人が、自ら「過ちは繰り返しません。」と誓わなければならない、だから主語が書かれていないのです。


私が40年前のこのことを思い出したのは、堤未果さんの「グラウンド・ゼロがくれた希望」(扶桑社文庫版 以下「本書」といいます)という本を読んだからです。
アメリカに憧れて留学し、国連、アムネスティインターナショナルを経て米国野村證券に勤務中に、堤さんはあの9.11テロに遭遇します。勤務先のビルはあの世界貿易センタービルの隣でした。
9.11の後、アメリカには二つの現象が現れました。
「惨事の後、人々は我先にと献血車の前に列をなし、危険も顧みずに救出隊に加わった。・・人種・宗教・肌の色に関係なく、一人の人間であるというだけで平等に誇りを持って幸福に生きられるという夢。ニューヨーカーを一つにしたものは、まさにこのアメリカン・スピリットだった。・・人間が太古から繰り返してきた過ちに終止符を打つものの存在もここに隠されているように思う。」(本書184~185頁より。「私の視点」/朝日新聞2001年9月27日に堤さんが寄稿されたものです)
一方では、町中に星条旗があふれ、家々の窓から「偉大なるアメリカ」のテーマが大音量で流れ、大統領がこぶしを振り上げて「正義は必ず悪を叩き潰す」と演説し、あの戦争へと突き進んでいったのもアメリカです。


 堤さんは帰国します。来日した平和活動家の通訳をする機会に恵まれます。米国の退役軍人の平和活動家が来日し、酒田市で講演するのを通訳します。
その退役軍人は講演の途中で急に椅子から立ち上がり「僕には一つ夢がありました。」と突然話し始めます。
「いつか日本に行く機会があったらどうしてもあることを伝えたかったのです。・・
アメリカ人として、そしてかつて軍人だった人間として言います。僕の国の軍隊が、あなた方の国に原子爆弾を落としたことを、どうか許してください。」
聴衆の中のひとりの年老いた男性が手を上げ、マイクを渡されると静かに話し始めます。
「わしは若い頃に戦争を体験したものですが、アメリカの人に謝られたのは初めてです。胸がいっぱいで、なんて言っていいかわかりませんです。ただ、今日まで長生きして本当によかった。わしは・・・」
そこまで言って声を震わせると、彼はうつむいてしまいます。会場のあちこちからすすり泣きが聞こえだしました。(本書204~205頁より)


あの広島の碑文に、本書で語られた9.11グラウンド・ゼロの後に、そしていま、3.11の後の日本に、多くの希望を見出すことができます。


本書の中の言葉をもうひとつ紹介して、この小文を終えます。
「非人間的な力を打ち負かすものはただ一つ、より人間的になることだ。」(本書230頁)


【参考】
①広島市のホームページには上記の碑文の公式の解説が掲載されています。

Q


A(抜粋)この碑文の趣旨は、原子爆弾の犠牲者は、単に一国一民族の犠牲者ではなく、人類全体の平和のいしずえとなって祀られており、その原爆の犠牲者に対して反核の平和を誓うのは、全世界の人々でなくてはならないというものです。


②堤未果さんのオフシャルサイト

 「グラウンド・ゼロがくれた希望」などの著作も紹介されています。


「それだけではなく、苦難さえも喜んでいます。
それは苦難が忍耐を生み出し、忍耐が練られた品性を生み出し、練られた品性が希望を生み出すと、私たちは知っているからです。
この希望は失望に終わることがありません。なぜなら、私たちに与えられた聖霊によって、神の愛が私たちの心に注がれているからです。」

(新約聖書ローマ人への手紙第5章5~6節:新改訳2017版)


【注】
2012年10月に東京カベナント教会ブログ「重荷をおろして」に投稿し、2017年から2021
年までこの時期に本ブログに繰り返し投稿している記事です。
8月6日広島、9日長崎を迎えるこの時に改めて投稿いたしました。


虎猫

補助金を申請してみれば、自らを振り返ることができる。


(鉄道博物館)


新規事業を考えることは自分の現在の事業を見直すことにもつながります。最近、様々な補助金の申請のお手伝いに注力しています。
事業計画を作るときに「こんな新規事業をしたい」と書くわけですが、その前提として自分の現在の事業の立ち位置、問題点をしっかりと振り返ることができます。そんなことが実感としてわかるようになってきました。クライアントの皆様にとても喜んでいただいています。補助金をもらえば有り難いですが、もらえなくても事業者が自らを振り返り、将来を見通す大切なきっかけとなります。


銅鑼猫

【2022年度版】中小企業の地域活性化・地方創生に役立つ補助金・助成金はこれだ!





地域活性化・地方創生は、人口急減や高齢化に対して、各地域の特徴を活かした自律的で持続的な社会を創生していくという国の重要な政策です。
コロナ禍以降はリモートワーク普及などで、人の流れや行動も変化、都会から地方への新たな人や仕事の流れが生まれています。
地域活性化・地方創生と連携する中小企業などを支援する「補助金・助成金」等の支援策も拡充されています。
代表的なものをこの記事で紹介します。


【掲載サイト:株式会社リコー様主催の中小企業応援サイトです。】



「中小企業応援サイト」は、全国の経営者の方々に向け、事例やコラムなどのお役立ち情報を発信するメディアサイトです。これからの働き方を支え、様々な経営課題を解決するヒントを届けたい。そんな思いからこのサイトは立ち上がりました。



銅鑼猫(社会保険労務士玉上信明)

第16回アイリスセミナー『遺産整理と財産承継のポイント』アーカイブ放送(7月13日18時30分


6月25日実施の表記についてアーカイブ配信が行われます。
どなたでも以下の視聴先URL で自由に視聴いただけます。


■アーカイブ(録画)放送について
1回目:2022年7月13日 18:30~


視聴先→(当日になれば視聴できます。それまではブラック画面のママです。ご容赦ください。)





内容のポイントは以下の予告編をご覧ください。


■書籍プレゼントの送付先とアンケートについて
書籍の送付先はアンケート内の項目にございますので希望されます方はアンケートへの回答をお願いします。
アンケート→https://forms.gle/h4njrCVNwVFANjUf6




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銅鑼猫