toranekodoranekoのブログ

虎猫・銅鑼猫など様々なブロガーが参加しているサイトです。クリスチャン、社会保険労務士、多言語活動家、女性キャリア官僚、科学ライター、うるさいばあさんまで、多士済々。お楽しみください。

クリスチャンブロガーが綴るブログです。
明るい高齢化社会、病から得た様々な宝、世の中の動きへの警鐘(銅鑼)を鳴らすこともあります。
ときどき大阪弁も出てくる聖書物語もお楽しみに。
主催者のほか様々な協力者も登場します。

品質偽装・製品不正対策は実際にはとても簡単にできます。

メーカー等の品質偽装・製品不正が相次いでいます。
朝日新聞デジタルの最近数日だけ見ても惨憺たるものです。



その原因と対策について、難しく考える必要はありません。
品質偽装・製品不正がどのような大きな問題をもたらすか、わかりやすく説明することです。
ともすると「チェックの厳格化」に気を取られてしまいます。
そうではなく、行為者の「不正の動機」「不正の正当化」という内心の問題にわかりやすく切り込むことです。
後述の「紙芝居:新幹線脱線事故の悪夢」が大いに役に立つと思います。
まずは、経営者こそ、真摯に取り組むべきです。「安全性に問題はなかった」等という無責任なコメントはお止めになるべきです。



第一:メーカー等の品質偽装・製品不正











第二:品質偽装・製品不正の原因、とても簡単な対策


■背景
銀行勤務時代から不正不祥事対応に取組み、退職後にセミナー実施、オンライン教材なども発行しています。その中で製造業の品質偽装等の問題にも取組み、製造業者向けセミナー等も実施しました。対策の要点を簡単にお話することができます。


■話せること
品質偽装・統計偽装等がなぜ長期化し、発見されないのか、その背後にあるのは行為者の心理の問題であり、「不正のトライアングル」の視点で簡単に理解する事ができます。
その後の対策についても同様です。チェックを厳しくするだけでは効果は殆んど期待できません。むしろ、行為者の「動機」「正当化」への働きかけをていねいに行うことがポイントです。
自らの業務の目的、社会的な役割を認識させることこそが本当の対策です。これが働く人の誇りを取り戻し、生産性の高い活気ある職場づくりにもつながっていきます。


1.製品データ偽装の簡単な分析は、次のブログでご確認ください。




2.行為者の心理の問題、「不正のトライアングル」の視点については、次のブログで図解も含めてまとめています。




3.また具体的な事例として、JR西日本の台車亀裂事故にヒントを得て検討した記事です。
すぐに皆様でお使いいただける紙芝居型教材も用意しています。






銅鑼猫(社会保険労務士玉上信明)

第135回労働判例研究会のお知らせ:令和5年6月23日(金)午後1時半~5時

東京都社会保険労務士会の自主研究グループ労働判例研究会の第135回研究会が以下の通り開催されます。
会員以外の方も参加歓迎いたします。末尾連絡先にご連絡ください。(見学者の方は参加費2,000円申し受けます)



1、 日時 令和5年6月23日(金)  
       総 会 午後1時30分~2時00分
  研究会  午後2時00分~5時00分


2、 場所 ダヴィンチ小川町3F ミナジンコワーキングスペース 
                  同時オンライン(Zoom)開催

                  千代田区神田錦町2丁目4番 Tel 050‐5490‐1329
3、  総会議題(13:30~14:00)
 (1)令和4年度 事業報告、会計報告
 (2)令和5年度 事業方針、会計予算、役員改選
 (3)その他 


4、  研究会テーマ(14:00~17:00)
(1) 運輸業 賃金制度のあり方~熊本総合運輸事件
       ~熊本総合運輸事件(最高裁第2小法廷 令和5年3月10日判決)                         報告者 那須 裕之 会員


(2) 看護師の待機時間、休憩時間、管理監督者、管理者手当、未払割増賃金などに関する問題整理 ~アルデバラン事件(横浜地裁 令3.2.18判決)~
        報告者 宇野 尚志 会員



感染拡大防止の観点から総会、研究会は、会場及びリモートの同時開催と致します。
リモート開催の案内は、別途ZoomURLをお知らせいたします。


【連絡先】
労働判例研究会会員:玉上 信明(たまがみ のぶあき)
メール・アドレス:tnjmk0121@m3.gyao.ne.jp
労働判例研究会事務局にお取り次ぎいたします。


銅鑼猫(社会保険労務士玉上信明)

マイナンバーカードはなりすましの温床になる。せめて健康保険証を継続させよう。

印鑑証明書が必要になったので、杉並区役所のホームページで手続を確認してみました。
マイナンバーカードと4桁の暗証番号さえあれば、コンビニのキオスク端末(マルチコピー機)で簡単に発行できるということです。
早速、近所のコンビニでやってみました。

キオスク端末の「行政サービス」で、マイナンバーカード読み取り、4桁暗証番号を入れれば、すぐに印鑑証明書発行ができました。
全国どこのコンビニでも、発行可能だということです。


この恐ろしさを皆さんは理解されているのでしょうか。

銀行のキャッシュカードと4桁暗証番号などが、簡単に詐取される時代です。
お年寄り等が「マイナンバーカードと4桁暗証番号」を詐取される事件がこれから次々と発生するでしょう。
このような犯人は、人の目に一切触れることなく、他人の印鑑証明書を簡単に取得できるのです。他人になりすまして、様々な取引が可能になるのです。


健康保険証が廃止されてマイナ保険証に統合されれば、お年寄り等は常時マイナカードを携行せざるを得ません。
マイナンバーカードというのは、大事なものであり、大切なときだけ使えばよいのです。タンスの奥にしまっておいて、普段は健康保険証を携行するのが、安全便利なのです。そのように、役割に応じてカードを使い分けるのが、一般の市民の常識的な取り扱いでしょう。


政府が健康保険証を廃止するのは、無理やりにマイナンバーカードを保有させる魂胆であり、国民の安全をないがしろにしているのです。そもそも、この国に詐欺犯罪が横行しているという事実すらも理解していないのでしょう。


社会保険労務士、健康経営エキスパートアドバイザーズとして、 銀行でコンプライアンスに長年従事した者 として、黙っていられなくなって、一言ブログに書きました。


【5月10日追記】
この記事も参照下さい。医療介護の現場は大変困惑しています。



【5月11日追記】
マイナカードでの証明書誤交付という事件も発生しました。
このようなリスクをどう考えるのでしょうか。



こちらの記事も参照ください。まさに私が懸念していることです。





【以下参考情報】
1.杉並区ホームページより

証明書コンビニ交付サービス
 手数料1通 200円
 必要なもの利用の手続きをしている住民基本台帳カードまたはマイナンバーカード
 (個人番号カード)
 交付できる人本人のみ



2.地方公共団体情報システム機構で、次のような案内が掲載されています。



コンビニ交付は、マイナンバーカード(又は住民基本台帳カード)を利用して市区町村が発行する証明書(住民票の写し、印鑑登録証明書等)が全国のコンビニエンスストア等のキオスク端末(マルチコピー機)から取得できるサービスです。また、お住まいの市区町村と本籍地の市区町村が異なる方は、事前に申請することで戸籍証明書も取得できます。



銅鑼猫(社会保険労務士玉上信明)

本所防災館、衝撃の1時間45分防災体験ツアー!!


5月6日(土)ふと思い立って、息子と一緒に本所防災館に行きました。2つの体験コースのうちの「自然災害コース」に申込ました。家族連れ等10数人のグループで体験しました。
衝撃の1時間45分、へとへとになりました。


コース(令和5年4月以降)
⒈ 自然災害コース(所要時間:1時間45分)
体験項目
①シアター、②地震、③煙、④暴風雨、⑤都市型水害


⒉ 自助共助コース(所要時間:1時間45分)
体験項目
①シアター、②地震、③煙、④消火、⑤応急手当


シアターで地震の映画20分間、
その後、個別の体験です。
今日の順番通りご説明します。


(1)都市型水害
水位がたった10センチだけで、家のドアを開けるのに必死になります。車のドアも同じです。20センチ、30センチも用意されていますが、ひとりではびくともしません。
子供たちが、3人がかりで水位30センチの家のドアを必死でこじ開けていました。


(2)地震体験コーナー
熊本地震、関東大震災の疑似体験です。
学校等では、子供たちに芋虫の恰好でうずくまるように教えられているそうです。
私も子供たちのまねをして、芋虫の恰好をして待ち構えていました。
ところが、「熊本地震」が起こると、その格好も保てず、あわてて全身腹ばいになって手足を伸ばして必死にこらえました。
その次の「関東大震災」になると、長時間の揺れでほとんどパニックになりました。
揺れが収まってからでも、体が揺れていました。


(3)煙体験コーナー
煙の立ち込める中、手探りで壁伝いに避難します。暗い中で、通路が折れ曲がっていたりして、単なる体験コーナーなのに、出口を探すのに必死でした。実際にこんな場面に出会ったら、気が動転してしまうでしょう。


(4)暴風雨体験コーナー
風速30メートルと、1時間50ミリの雨、専用のレインコートと長靴で完全武装して挑みます。横棒につかまりながら、1分間の体験なのに、強烈な風雨に飛ばされそうになります。
これも現実に街中などでこんな目に出会ったら、いったいどうなるか、と思います。
ある意味では、テーマパーク的な面白さともいえるかもしれませんが、一度味わっておくべきです。


入場無料。10人等の団体ならば予約が必要ですが、個人での申し込みなら空いていればすぐ入れます。家を出る前に電話で確認して予約しておきましたが、十分に余裕があるようです。


【参考】防災館は都内3か所にあります。
本所、池袋、立川です。
次の東京消防庁のサイトでご確認ください。施設ごとの特徴がありますので、よくご覧になって体験してみてください。なお、暴風雨、都市型災害は、本所防災館独自の設備とのことです。



防災館とは?
防災館は、都民の皆さんの安全な暮らしを目指し、楽しみながら地震の揺れの体験、初期消火や応急救護、火災の煙からの避難要領など、防災に関する知識や技術を学んでいただく体験施設です。こうした体験は、町会・自治会の防火防災訓練や、学校や企業新入社員に対する防災教育などにも活用され、効果を上げています。



虎猫

ミッテラン大統領生前の名演説がこれだ!


Discours_François Mitterrand, 1995, European parliament_ENG subtitles



知り合いの牧師先生に教えていただきました。
メールで頂いたメッセージは以下の通りです。



「昨日、ふと、ミッテラン元大統領のことを思い浮かべていました。
貴重なメッセージYouTubeがありました。


フランソワ・モリス・アドリヤン・マリー・ミッテラン(François Maurice Adrien Marie Mitterrand、1916年10月26日 ~1996年1月8日)


1995年、今から28年前。
彼は翌年、1996年1月8日に召されました。79歳でした。


時にフランス人らしく、エスプリも交え、しかし、迫力ある演説です。


後輩の政治家たちへの遺言になりました。」


虎猫