新緑の池
杉並区の善福寺公園は、善福寺池を中心に、憩いの場として整備され、1961年に公園として開園しました。なお名前の由来となった善福寺は江戸時代には廃寺になって現存せず。この地区の地名としてだけ残っています。
昔の善福寺池は、井の頭池(井の頭恩賜公園)・三宝寺池(石神井公園)と並び武蔵野三大湧水池のひとつにも数えられ、 水量が豊富で江戸時代の水道 ・神田上水の補助水源として利用されたといわれています。
同じ杉並区には「善福寺川緑地公園」がありますが、善福寺公園とは別の公園です。善福寺川に沿う形で広がり、閑静かつ緑豊かな公園です。善福寺公園、善福寺川緑地公園ともに桜の名所でもあります。
また杉並区善福寺の町域内に善福寺というお寺もありますが、福寿院というお寺が地域名を取って改称したもので、地名の由来ではなく善福寺公園と関係はありません。(東京都公園協会「公園へ行こう!」、ウィキペディアなどより)
善福寺池に新緑が映えています。
この季節には、池の上に「こいのぼり」が泳いでいます。
本物の鯉も泳いでいます。
「遅野井」という湧水です。
源頼朝の軍勢が渇きをいやしたと伝えられています。
池の面に映る新緑をおまけにもう一枚。
主は私を緑の牧場に伏させ、いこいの水のほとりに伴われます。(詩編第23章第2節)
【注】この写真と記事は4年前に作成していたものです。新緑の季節に、思い出してフォルダーから探して投稿しました。
虎猫