経営者は何を語るべきか。
経営理念は、綺麗事ではありません。
経営者は、常に現場のすべてに目を配らせることはできません。
代わって、何が大切なのかを、具体的でわかりやすい言葉で繰り返し述べる必要があります。それを取りまとめているのが経営理念・企業理念・行動規範です。
経営理念は、綺麗事ではありません。いざというとき、役員・社員が判断に迷ったときに、行動の指針となるべきものです。
役員や社員に語るべきこととしては、例えば次のようなことです。
1.安全はすべてに優先する。
顧客の安全、社会の安全、働く人の安全はすべてに優先する。
2.真実を語らなければならない。
真実をねじ曲げるもの、嘘を語るものは経営判断を誤らせるものである。
3.できない約束をしてはならない。
できない約束は相手をごまかし、自らを破滅させる。
これらに基づく具体的な問題などはこれから少しずつ語って参りたいと思います。
銅鑼猫